農業の見える化研修 若手農家の関心がすこぶる高い

農業の見える化研修1拙著「記録農業 スマホ農業」をテキストに使った農業者向けの「農業の見える化研修」を実施しました。

坂東市雇用創造協議会【たけのこ】が主催する平成25年度 厚生労働省受託事業 実践型地域雇用創造事業による農業生産者支援セミナーの一部に組み込んで実施したもので、時間枠としてはわずか1時間でしたが、受講された若手農家さんの関心はすこぶる高く、これからの農業経営における「データ活用」の重要性に気が付いた、という声を多数いただきました。

農業後継者として就農し、経験を積み重ねるごとに、少しずつ農業経営の課題に敏感になりつつある中、日常から抱いている問題意識と、講義内容が上手にフィットしたようです。
講義で解説した「見える化」の目的や意義にピンと来たのでしょう。

講義は次のような構成で実施しました。
今回は農業生産者支援セミナーに組込んでの実施ですが、単独開催の場合は、事例の紹介、実際のスマホアプリ等の紹介、質疑応答なども含めて、2時間コースが妥当ですね。

1.農業経営の「見える化」
● これからの農業経営に必要な「KKD+D」
● KKD
● +Dの役割
● 何故農業に+Dなのか?

2.農業分野におけるIT活用のポイント
● 日本の農業
● 担い手への集約と新たな経営課題
● タブレット・スマートフォンの登場

3.タブレット・スマートフォン
● 既に多くの農業者が利用中
● 何を記録するか
● 何で記録するか

4.「圃場」か「作業」か
● 圃場で管理する
● 作業で管理する
● 大切なのはCCP
● あなたの農業におけるCCPは何ですか?
 
農業の見える化研修2
 
拙著でもスマホ農業のキーとしてご説明していますが、農業経営の見える化のためには「CCP(Critical Control Point)」が大切です。
「見える化」すべきポイント、視点を明確にすること。
やみくもにあれもこれも記録しても意味がありません。
農業経営の観点から見える化すべき明確な目標=CCPを定めることで、初めてスマホ農業における見える化の効果が享受できます。
講義では、その点を具体的に説明し、受講生それぞれの農業経営におけるCCPを考えていただく、という構成にしています。

これから農業者向けの研修会を企画される方には、「農業の見える化研修」も是非ラインナップの一つとしてご検討ください。
日本全国どこへでも研修に伺います。
(ご相談はこちらから。)

写真は、農業生産者支援セミナーのワークショップの様子です。
農業生産者セミナーの様子